食と健康WELLNESS

サステナビリティトップ

基本的な考え方

私たちは、創業以来培ってきた知見や技術を活かし、地域や社会に新たな価値を提供することで、成長し続けてきました。例えば、1997年発売のキシリトールガムは、「歯を丈夫で健康に保つ」という新しい健康価値を生み出し、社会に貢献してきました。引き続き、身体はもちろん、心の健康にも役立つ商品の研究・開発や情報発信・啓発活動に注力し、私たちが大切にしてきたおいしさを軸に、食で健康価値を提供し、社会課題の解決に貢献していきます。

サステナビリティ方針

健康:「噛むこと」

チューインガムで創業した私たちは、長年「噛むこと」について研究を重ねてきました。「噛むこと」は食をつかさどる基本的な身体機能であると同時に、脳や心、身体にまで多大な影響を及ぼしていることが明らかになっています。「噛むこと」の重要性や研究成果の発信を通じて、「噛むこと」を普及させ、人々の豊かな生活に貢献できるよう取り組んでいきます。

中期目標

健康:「噛むこと」 中期目標

実績 「噛むこと」を意識して実践している人の割合(国内)

2021年5月調査 20%
2022年5月調査 20%
2023年5月調査 22%
3,000人を対象としたインターネット調査(ロッテ調べ)

噛むこと研究部

「噛むこと」の研究と成果発信を専門に行う「噛むこと研究部」を設立し、「噛むこと」の普及を通じた人々の豊かな生活への貢献に取り組んでいます。「噛むこと」が全身の健康と密接に関わっていることが分かっており、健康長寿やWell-being(充実した人生)といった様々な社会課題の解決に活かすことができると考えています。そして、「噛むこと」のソリューションツールとして、チューインガムの普及にもつなげています。

噛むこと健康研究会
KAMUKAOTO研究部

健康:歯と口の健康

チューインガムで創業した私たちは、歯と口の健康について長年研究を重ねてきました。1970年代には、フィンランドで歯の健康に役立てられていたキシリトールに着目し、研究を始めました。1997年にキシリトールが日本で食品添加物として認可されるといち早く製品化し、広くお客様にお届けすることで、「むし歯のない社会へ。」という社会課題の解決に貢献してきました。今後もキシリトールが歯と口の健康に与える良い影響についての研究と普及を通して、人々の豊かな生活に貢献していきます。

中期目標

私たちは、2028年度までに国内で歯と口の健康のためにキシリトールを生活に取り入れている人の割合を50%以上に拡大することを掲げています。

健康:歯と口の健康 中期目標

実績 歯と口の健康のためにキシリトールを生活に取り入れている人の割合(国内)

2021年5月調査 32%
2022年5月調査 28%
2023年5月調査 25%
3,000人を対象としたインターネット調査(ロッテ調べ)

食育

食は健康の源と考え、正しい食に関する知識や理解を深める食育活動に取り組んでいきます。工場見学や出張授業など様々な機会で、健康な食生活に役立つプログラムを参加者に合わせて分かりやすく提供していきます。

中期目標

2023年度までに食育体験者を年間10万人以上に、さらに2028年度までに年間15万人以上に拡大することを目標に掲げています。

食育 中間目標

実績 食育体験者数

2020年度 4.1万人
2021年度 4.6万人
2022年度 6.6万人
集計対象:㈱ロッテ

工場見学

当社の浦和工場では、工場見学を受け入れています。工場見学では、製造の現場を実際に見学していただくとともに、SDGsへの貢献の取り組みなどをご説明しています。2022年5月にはリニューアルオープンし、来場者様へ感動体験をさらにお届けできるよう見学施設を刷新しています。

工場見学
工場見学する子供たち

出張授業

当社では、小学校への出張授業を行っています。製品開発をする上で大切な考え方などを楽しく学んでいただき、子どもたちにはお菓子開発のワークを通して、新しいアイデアを考えてもらうなど、創造的思考力の育成につながる授業を行っています。
また、現在の業務を継続しながら、出張授業を行う兼任講師を全国の社員から社内公募し、現在 21 名が授業に向けた研修を行っています。代表取締役社長執行役員の牛膓も教壇に立ち、講師を務めました。

ロッテ イノベーションチャレンジ 未来のおかし開発室
出張授業

教材提供

小学校での食育についての授業で活用いただける教材の提供を行っています。「噛むことと健康」をテーマに、楽しく実践しながら食育を学ぶことができるロッテオリジナルの教材です。

めざせ!かむことマスター まいにちかんでげんきいっぱい!
食育の授業

サステナビリティ