CROSS TALK 01

工場社員座談会

生産職×エンジニア職

ロッテの工場で働く、異なる部署の2人が語る本音トーク。
働く環境や仕事内容など、それぞれの経験談も合わせてご紹介します。

PROFILE

生産職Y・S
部署名
浦和工場 生産技術部 生産技術二課
仕事内容
2019年入社/クーリッシュ群、モナカ群、コンビニエンスストア商品担当
新商品ライン導入の検討、品質管理(トラブル対応)、お客様対応など
エンジニア職A・S
部署名
浦和工場 施設部 技術二課
仕事内容
2020年入社/アイス担当
2022年10月に保全課から技術課へ異動
製造ラインでの突発的なトラブル対応や新規ラインの設備導入など

工場で働く夢、食品業界で働きたいという希望を抱いてロッテへ入社

―入社のきっかけを教えてください。

エンジニア
私は、映画作品の『チャーリーとチョコレート工場』を鑑賞して感動し、工場で働いてみたいという夢を抱きました。大学では、電気系の勉強とDLC(Diamond Like Carbon)という素材の研究をしていました。入社の理由はいくつかあるのですが、お菓子工場で働くことへの興味とワクワクを感じて志望し、現在はエンジニア職に就いています。
生産
幼い頃から『コアラのマーチ』や『トッポ』、アイスの『爽』などをよく食べていて、日常的に触れ合う機会が多かったのがロッテの商品でした。大学では、遺伝子の解析や研究をしていました。元々食品業界を志望していたので内定をいただいた時は、とても嬉しく、「よろしくお願いします!」とすぐに承諾しました。 大学の研究で培った問題解決力は今も仕事に活きています。

新しい商品や設備の導入も大切な業務のひとつ

―部署の主な業務内容をお聞かせください。

エンジニア
施設部は大きく保全課と技術課、動力課に分かれています。保全課の大事な業務は、製造ラインや工場操業に必要な設備の保守作業・予防保全としての定期整備の実施ですね。技術課は機械が故障しないよう、整備や現行ラインの改造、新しい設備導入などが主な業務となります。動力課では工場全体の電気・ガス・水道といった動力設備の整備・保守・管理などを行っています。
生産
生産技術課では製品の生産・品質管理に関する業務を行っています。例えば、新しい製造ラインを導入する際に生産速度などの製造条件を検討し、最適化を図ります。また、お客様からのお問い合わせについて、発生の経緯を辿りながら分析して原因を特定し、製造技術の改良や品質管理に役立てています。不測の事態に対して、スピーディーな対応を求められることもありますが、やりがいにもつながっています。

―エンジニア職と生産職、お互いの部署が協力し合った経験や印象に残っている出来事はありますか?

生産
『モナ王』という商品で、「片側のモナカが無い」というお問い合わせが来た時の話です。このようなことはあってはならないことで、部署間で協力して解決にあたりました。従来の全て人力でチェックする方法ではトラブルが発生しやすく人手も必要になるので、「機械を使って改善できる策や設備はありませんか?」と、A・Sさんが所属する技術課に相談を持ちかけました。
エンジニア
『モナ王』については、検査装置を導入する際に、衛生面のチェックや割れの判断基準などを確認してもらいましたね。検査装置で使用するカメラは種類が多くあり、性能や費用も様々でした。相談内容に応えられる性能を備えつつコスト面にも配慮したものを提案し、相談を重ねた上で一緒に設置をしました。製造ラインの設備を大きく更新するような場合には、より多くの社員が関わることになります。

嬉しい声が聞けた時、店頭に商品が
並んでいるのを見た時に感じる喜び

―所属部署の役割、やりがいや心がけていることを
教えてください。

エンジニア
保全課では、工場のラインを止めないことが何よりも重要なので、トラブルを未然に防ぐという点にやりがいを感じますね。技術課では、ラインの導入や改善を行うことで生産性を上げることが役割です。生産現場のオペレーターの方から、「装置が使いやすい」 「前よりも楽になった」などの声が聞けた時は、嬉しくもあり励みにもなります。
生産
生産技術部の大きな役割である品質管理は、安心安全で美味しい商品を、安定して作ることが最終的な目標になると考えています。導入から手掛けた商品が店頭に並んでいるのを見た際は、大きな喜びとやりがいを感じます。また、分からないことは先輩方に教えていただきながら、方向性を主体的に決めています。多くの部署と関わる職種なので他部署と足並みを揃えて調整することを心がけています。

―所属部署の雰囲気を教えてください。

エンジニア
技術課(アイス担当チーム)は、比較的小規模のチームです。上司とも年齢がさほど離れておらず話しやすいので、相談や意見交換ができる風通しの良い環境だと思います。
生産
私の部署には7名が所属しています。そのうち3名は年齢も近く、明るく活発的な雰囲気です。上司や先輩方は、優しくて面倒見が良く、失敗した時にはきちんと注意やアドバイスもしてくれるので成長しやすい部署だと感じています。

新しいことへのチャレンジと経験。
AIを取り入れたIOT化を目指す

―現在取り組んでいることをお聞かせください。

生産
現在は新商品のアルコール入り『クーリッシュ』の製造に取り組んでいます。お酒の管理はこれまでとは違った難しさがあったり、細かい対応が必要です。税が絡むため、記帳をして税務署とのやりとりも行います。ミスなくしっかりと詰めていかなければならないので、プレッシャーはあるものの今までにない経験ができていると実感しています。
エンジニア
私の部署では、X線検査装置にAIを取り付けて、良品か不良品かを判別することに挑戦しています。現在はまだデータ取得をしている段階ですが、生産現場のオペレーターにも協力してもらいながら徐々に進めています。機械やAIなどを積極的に導入するIOT化に向けて、今後も工場一丸となって取り組んでいくつもりです。

―今後チャレンジしてみたいことはありますか?

生産
私の部署では、若手に積極的にチャレンジさせる文化があります。新領域の商品ラインの製造などの機会を大切にし、成長に繋げたいです。個人的には、ロッテの顔ともいえる『雪見だいふく』の新商品のライン導入にチャレンジしてみたいですね! チョコミントが好きなので、チョコミント味を作ってみたいです。
エンジニア
機械の話になりますが、モーターやコンベアは一定の電流値で稼働していて、その電流値に何らかの負荷がかかると、普段とは違う値が出たりします。そのような異常を感知して未然にトラブルを防げるようにしたいですね。現在は、異音が鳴り異常を感知するのですが、異音は聞く人によって感じ方が違うので、誰が見ても異常だと分かるように可視化できる取り組みをしっかりと進めていきたいです。

何事にも挑戦する姿勢や向上心が
成長への第1歩!

―ロッテに入社を希望する方へのメッセージをお願いします。

生産
どんな仕事でも大学で学んだことを100%活かすことはなかなか難しいです。私自身も先輩方からの指導を受け、経験値を増やしているところです。大切なことは1から学ぶ姿勢と向上心を持って取り組むことだと思います。私が所属している生産技術課は、研究やマーケティングなど他部署と関わることが非常に多い部署です。先回りをして物事を動かすことができる人は活躍できると思います。一緒に働けることを楽しみにしています!
エンジニア
調整力やコミュニケーション能力は大切だと考えます。例えば、技術課では現場だけではなく、生産課の社員や取引先企業の方とお話しする機会も多いです。そのため社交性があり、物事に主体的に取り組むことが得意な方は向いているかもしれません。「この仕事がやりたいです!」とアピールすると任せてもらえることも多く、周りがしっかりサポートしてくれる環境があるので、たくさんの経験が積めると思います。そして何より、ロッテの商品が好きな方に入社してほしいですね! 応援しています!