
Expert Interviewee
仲井雪絵 (なかい・ゆきえ)先生
神奈川歯科大学大学院 歯学研究科小児歯科学分野 / 主任教授
1992年、岡山大学歯学部卒業。1996年、同大学大学院歯学研究科修了後(博士(歯学))、同年4月より同大学歯学部助手。1997年より3年間、ワシントン大学歯学部(米国シアトル)へ留学。2000年に帰国後、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科助教を経て、2016年、静岡県立大学短期大学部教授。2025年4月より現職。

まもなく赤ちゃんをお家に迎える皆さん!
赤ちゃんの歯の健康のために、
ママになる前からできることがあります。
赤ちゃんをむし歯にしないために、
家族みんなでできることがあります。
「むし歯予防なんてまだ先の話」と
思っている人にこそ読んでほしい、
赤ちゃんとママとパパと、むし歯のお話を
小児歯科の専門家にお聞きしました。

Expert Interviewee
仲井雪絵 (なかい・ゆきえ)先生
神奈川歯科大学大学院 歯学研究科小児歯科学分野 / 主任教授
1992年、岡山大学歯学部卒業。1996年、同大学大学院歯学研究科修了後(博士(歯学))、同年4月より同大学歯学部助手。1997年より3年間、ワシントン大学歯学部(米国シアトル)へ留学。2000年に帰国後、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科助教を経て、2016年、静岡県立大学短期大学部教授。2025年4月より現職。
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まずは、こちらの写真を見てください。
この黒いブツブツは、2人の妊婦さんの唾液から検出された「ミュータンス菌」のコロニー(集まり)です。ミュータンス菌は歯垢(プラーク)の中で繁殖して酸を作り出し、歯を溶かしてしまう、むし歯の原因菌です。
むし歯リスクの高さの指標の一つとして、ミュータンス菌の量が挙げられます。唾液1ml中に10万個以上いると、「むし歯ハイリスク」。写真の「介入前」はキシリトールを摂取する前のミュータンス菌の量を示し、むし歯リスクの高い状態です。そして、それぞれの右側がキシリトールを3カ月間摂ったあとのミュータンス菌の量です。両者とも「介入前」と比べてミュータンス菌の量が減少していますね。
今日はミュータンス菌数を減らす効果がある成分、キシリトールが、なぜ妊婦さんに有効なのかをお話しできればと思います。
【出典元】仲井雪絵著:「マイナス1歳」からはじめるむし歯予防, (株)オーラルケア発行, 2011年
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