”歯固めの日”って? ふるくから伝わる、伝統の儀式のご紹介

平安時代の頃から、元日と6月1日は「歯固めの日」と呼ばれ、硬いお餅を食べながら、みんなが健やかに暮らせるように家族の長寿と健康を祈る習慣がありました。

長生きする大切な条件

当時の社会では、普段から歯の根を固めておくことは、長生きする大切な条件といわれていました。食生活の変化から、現代人の咀嚼力は非常に弱くなったといわれています。

そして、時代は変わっても、噛むことの大切さをあらためて考えていただきたいと、日本チューインガム協会が平成6年6月より毎年6月1日を「チューインガムの日」に制定いたしました。ここ数年、チューインガムの機能・効能が広く一般の人々に浸透されつつあります。

口臭予防、眠気防止、集中力アップや脳の活性化、顎と歯の強化、ダイエット効果等々さまざまな研究や実験の結果、その効用が認められてきています。

6月1日の「チューインガムの日」をきっかけに、みなさんも、噛むことの大切さをみつめ直してみませんか。