噛むこと入門編
子どもの成長と噛むこと

親御さんたちが抱える子どもの歯のお悩みのうち、最も多いものは「むし歯」を抜いて「歯並び」なのだそう。その他にも、「滑舌」や「お口ぽかん」など、お子さんの口周りことで気になることは様々ですよね。そこで今回は、子どもの歯並び、滑舌、お口ぽかんの3つのお悩みを解消する、噛むことで得られる効果をご紹介します。

あごの骨の大きさは、子どもの歯並びに影響する…!?

あごの骨が小さいと、狭いスペースに歯が収まりきらず、歯並びが悪くなってしまうんです。きれいな歯並びのためには、「正しい咀嚼」であごの骨を丈夫に大きくすることが重要。
特に、あごの骨を左右に動かして奥歯ですり潰す噛み方は、あごの骨の発達に深く関わってきます。食べ物を口の中で両側に振り分けて左右バランスよく噛むこと、また足をしっかり床につけ安定した姿勢で噛むことで、あごの骨を丈夫に大きく成長させることができます。 大人でもできていないことの多い「正しい咀嚼」。親子で「正しい咀嚼」を身につけ、口腔の健康を保っていきましょう。

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咀嚼のための「正しい姿勢」と、「正しい咀嚼」のための対策とは?

口周りの筋肉の発達は、滑舌にも大きな影響が…!?

幼児期に悪い食べ方を続けていると、口周りの筋肉が衰え、歯並びや噛み合わせが悪くなります。噛み合わせの悪さは、不明瞭な発音、舌足らずな喋り方の原因になってしまうんです。予防するには、最初の永久歯が生える6歳前後までに正しい咀嚼習慣を身につけることが大事。正しい噛み方で噛むことで口周りの筋肉をバランス良く使うことができ、永久歯が正しく生える土台を整え、悪い歯並びの予防につながります。また口周りの筋肉の発達は、明るい表情を作るのにも効果的です。

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「お口ぽかん」改善には口遊びが効果的!

「お口ぽかん(口唇閉鎖不全症)」とは、安静時閉じているべき口が開いたままになり、身体にさまざまな不調を引き起こす疾患のこと。噛む回数が減り、舌や口周りの筋肉が衰え口が閉じられなくなった結果、「お口ぽかん」につながってしまうのです。対策としては、「口遊び」が効果的! 舌と口を動かす「あいうべ体操」や、フーセンガムを噛んで膨らませることは、舌や口周りの筋肉を鍛えられるのでおすすめです。口周りのトレーニングをお子さんに続けてもらうのは難しいもの。遊びの中に楽しみながら取り入れてみてくださいね。

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子どもの歯並びに影響する! 「お口ぽかん」を防ぐには?