MENU

CLOSE

MENU

CLOSE

その
01

カリン大百科

カリンって
そもそもどんな
果物?

見た目は洋ナシのようなフォルムで、艶やかな黄金色が特徴のカリン。なかなか実物を目にする機会は多くないかもしれませんが、そもそもカリンにはどんな特徴があるのか、属性や栽培地域など、カリンにまつわる“基本のキ”をご紹介。

■バラ科カリン属 *1
■種類:落葉広葉小高木
■樹高:8~10m
■分布:本州
中国原産で、日本では山形県、長野県、山梨県、香川県、奈良県などで栽培されています。葉は長さ6~15cmで厚みがあり、縁にはギザギザがあります。4月~5月には、淡いピンク色の花を咲かせます。
10月~11月ごろに収穫期を迎えるカリンの実は、上下が深くくぼんで、熟すとよい香りを放ちます。樹皮は黄を帯びた灰褐色で、樹齢とともにところどころが鱗状にはがれて、美しいまだら模様を描きます。

カリンと同じバラ科の果物には、桃やリンゴ、梨、梅、 枇杷、さくらんぼ、いちごなどがあります。生で食べられるそれらの果物に比べて、カリンはとても硬くて渋みがあり生では食べられません。しかし、原産国の中国では、昔から漢方の生薬として使われてきました。日本においても栽培されている地域では、身近な存在として長年シロップ漬けやお酒に漬けて親しまれています。

*1 かつてはバラ科ボケ属とされてきましたが、分類の変更があり現在はバラ科カリン属とされています。

参考文献:岡村理恵・米村望・川村玲美編,「カリンのチカラ」,第1刷発行,NHK出版, 東京, 2013, 95p, P.11-12

そのほかの記事