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「噛むこと」により、スイングの安定や集中力向上へ!プロゴルファーに「プロフェッショナルガム」を提供

「噛むこと」により、スイングの安定や集中力向上へ プロゴルファーに「プロフェッショナルガム」を提供

「プロフェッショナルガム」は、「噛むこと研究部」のバックアップのもと、噛むことによる咀嚼筋をトレーニングすることを目的に、さまざまなアスリートのリクエストに応じてカスタマイズされたガムです。日本プロゴルフの皆様に、当社より“噛むことの大切さ”を説明してご理解をいただき、その後、咀嚼能力測定を行い、プロゴルファーそれぞれのリクエストに基づいた形状・硬さ・フレーバーの「プロフェッショナルガム」を開発および提供しています。

「噛むこと」が、ゴルフのスイングの安定や集中力向上につながる

ゴルフのスイング時に、「噛むこと」により咀嚼筋などを活動させることで、頭部が固定され、視線の安定化が期待でき、大きな力を生み出すことにつながります。また、高い集中力が求められるパットのシーンでは、「噛むこと」で集中力を高めることも重要です。

「プロフェッショナルガム」提供選手のコメント

プロゴルファー 中嶋常幸

プロゴルファー 中嶋常幸

私とガムとの付き合いは、もう30年以上にもなります。思い出深いのは1990年、小樽カントリー倶楽部での日本オープンゴルフ選手権。最高峰の舞台をライバルと争った緊迫感の中、ガムを噛み、うまく緊張感を整えられたことが勝因でした。私の経験では、ガムを噛むことでリフレッシュできて、緊張感が整えられることを実感しています。ガムを噛むことで口内が潤うのも大切で、ガムは、良いコンディションを保つための貢献度が高いと考えています。ゴルフとガムの相性は、間違いなく良いです。ツアープレーヤーにはもちろんですが、アマチュアゴルファーやジュニアゴルファーにも推奨したいですね。

プロゴルファー 山口すず夏

プロゴルファー 山口すず夏

作っていただいた「プロフェッショナルガム」を、試合中もずっと噛んでいます。ある試合の時に、10番ホールでダボを打ってしまい、ガムを忘れていたことに気づいて噛んだ直後にバーディーが2つ来て予選通過ということもありました。プレッシャーで追い詰められたりして試合中は無口になりがちですが、ガムを噛むために口を動かすことによって、自分本来の力を取り戻せたというか、考え方まで変えられた気がします。今後は、緊張していると思ったら、多めにガムを噛むのもありなのかなと思っています。

中嶋常幸プロ主宰ヒルズゴルフ
トミーアカデミーのジュニアゴルファーにも提供

2022年には、中嶋常幸プロ主宰によるヒルズゴルフ トミーアカデミーにおいて、スポーツデンティスト武田友孝客員教授による口腔健康セミナーおよび「トレーニングガム」の提供を行いました。セミナーでは、噛み始めから硬さが一定に保たれる「トレーニングガム」は、ラグビー選手らが筋肉トレーニング中に活用しているという話など、スポーツに関連した「噛むこと」の重要性について、武田友孝客員教授が説明。トミーアカデミーのジュニアゴルファーには、「トレーニングガム」を提供しました。

アカデミー生と中嶋常幸プロとの噛む力測定比較結果

ヒルズゴルフ トミーアカデミーでの口腔健康セミナーでは、アカデミー生の代表4名の噛むチカラ測定も実施しました。デンタルプレスケールⅡという器具を使用して、咬合力と左右のバランスを測定。この測定により、自分の噛む力を見える化し、理解を深めていただきました。

アカデミー生に、中嶋プロの咬合力は2619.9N1であることを伝えると、生徒は「中嶋プロには敵わない。でも、ガムを噛んで追いつきたい!」と、大きな差に奮起する場面も。実際に、20~30代男性35名に測定した調査では平均咬合力1484.3N2という結果が出ており、中嶋プロの噛む力は脅威的な数字だということがわかります。

噛むチカラ測定を終え、武田客員教授からは「左右のバランスは良い人が多いが、噛む力を養う余地はまだまだあります。ガムを噛んで鍛えてください」とアドバイスがありました。

中嶋プロの測定結果

中嶋プロの測定結果

①:咬合力【単位:N(ニュートン)】
②:咬合力左右割合

※1 2021年6月21日時点の測定結果 右図参照
※2 東京歯科大学・ロッテ調べ 20-30代男性35名平均

「噛むこと」の重要性を体感するため、
ガムを噛みながらスイング練習を実践!

さらにアカデミー生に「噛むこと」の重要性を体感し、より「噛むこと」を意識してもらえるように、ガムを噛んだ状態とそうでない場合でスイング練習を実施しました。スイングを解析する計測器「トラックマン」を使用し、数値を見ながらの比較です。

実際にガムを噛みながらスイングすると「噛んでいる時は踏ん張れるが、口が開いている状態や噛んでいない状態ではインパクトの時に力が入りにくい」「ガムを噛んでいる時の方がスピードが出た」などの効果を体感し、「噛むこと」の重要性についての理解を深めていただきました。

「幸せホルモン」が、プレー中のストレス緩和に!

ガムをリズム良く噛むことで、脳内には「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという物質が分泌されます。セロトニンには、ストレスを緩和して平常心を維持する作用もあり、プレー中に高い集中力を必要とするゴルファーには欠かせないものです。ゴルフの練習や試合中に「噛むこと」を効果的に取り入れて、スコアの向上へ活用していただければと思います。

まとめ

「噛むスポプロジェクト」でお伝えしている「噛むこと」の重要性が、日本プロゴルフ界のスコア向上につながれば幸いです。今後も、プロアスリートはもちろん一般の方々に、「噛むこと」とスポーツの関係の重要性をお伝えしていきたいと思います。