〜みんなの知らない歯の健康管理〜
歯の健康を保つには、適切な歯磨きと定期的な歯科検診が欠かせません。こうした歯のケアの大切さをみんなに伝えているのが、日本歯科医師会PRキャラクターの「よ坊さん」です。今回は「よ坊さん」とのコラボ企画として、歯の健康管理に役立つ情報や意外と知られていない豆知識をクイズ形式でお届けします。全3問のクイズに挑戦して、お口の健康について学んでいきましょう。
整った歯並びを手に入れるためには、幼児期の正しく噛む習慣が大切ですが、どのような姿勢が理想でしょう?
正解は・・・ 台を使って足をつけて座る
椅子に座って足をブラブラさせて食事をすると力が入らず、上下の歯の噛む力が約15%ほど弱まるとされています。噛み合わせが弱まると、その分、あごの骨の成長が妨げられてしまいます。もし足が浮いてしまう場合は、台を使って足をつけて座るとよいでしょう。頭を支える首の骨が真っすぐになり、最適なあごの位置を保てます。
正しく噛むためのポイントは、唇を閉じて、前後、左右の歯をバランスよく使うことです。その際、背筋を伸ばした正しい姿勢も意識しましょう。
正しく噛む習慣は、歯並びに影響するだけでなく、唾液が出ることによって初期むし歯の予防になります。むし歯のない口内は健康の基本であり、噛むことはどの世代でも大切です。
正解は・・・ ピザ
和洋女子大学の柳沢幸江教授と(株)ロッテ、キユーピー(株)の共同研究で、食品ごとの噛む回数をまとめてランク付けした「咀嚼回数ランク表」によると、ピザの平均咀嚼回数は51回で、意外にも白米ごはんやうどんよりも多いことがわかりました。ちなみにさらに咀嚼回数が多いものでは、チューインガムが5分間で430回となっています。チューインガムはいつでも手軽に噛み続けられる食品なので、食事以外の咀嚼手段として取り入れるのも有効です。
よく噛むことは、オーラルフレイル(口腔機能の衰え)の進行や、サルコペニア(筋肉量低下)の抑制にもつながります。
子どもの頃から日頃の食事で「噛むこと」を意識して、高齢になっても健康を維持できるようにしていきましょう。
■「噛むこと研究室×よ坊さん」PR動画がJR東日本首都圏全線で放映
噛むこと研究室と日本歯科医師会PRキャラクターの「よ坊さん」がコラボしたPR動画が
2026年2月16日(月)~2026年2月22日(日)までJR東日本首都圏全線のトレインチャンネル(車内サイネージ広告)で放映されます。
こちらのPR動画でも、本記事のような歯の健康にまつわるクイズを出題中。電車内で見かける機会がありましたら、ぜひクイズを楽しみながら、「噛むこと」の重要性を思い出してみてください。
放映中のPR動画はこちら↓





歯周病は、口の細菌の刺激によって引き起こされる炎症性疾患です。「サインレント・ディージーズ(Silent Disease:静かなる病気)」とも呼ばれる歯周病は、自覚症状が少なく、気付いた時にはかなり悪化していることも。磨き残されたプラーク内の細菌によって歯ぐきが炎症を起こし、症状が進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまいます。一度失われた骨は元には戻らないため、いかに予防を行うかが重要です。
日本ではむし歯の有病率は減っているのに対し、歯周病の有病率は上昇しています。さらに、歯周病は歯を失う原因の第1位(37.1%)という高い割合になっています※。
※2018年11月「永久歯の抜歯原因調査報告書」 (財)8020推進財団調べ