豊かな森林を守る

世界のカカオ豆生産地では、カカオ農園の拡大による森林減少が大きな課題となっています。
私たちは、カカオ豆生産と自然の共存共栄を目指して森林減少を食い止め、持続可能なカカオ生産の基盤を築いていきます。

Protecting
abundant
forests

農園マッピング

LSCの調達地では、カカオ農園が森林減少に関与していないか確認するために、農園のマッピングを進めています。マッピングした農園の森林減少への関与リスクのモニタリングを、Satelligence*を用いて進めています。リスクが高い農園については、サプライヤーと事実関係を確認し、状況改善に向けた対応策を検討していきます。

* Satelligence:衛星画像やAIを用いて森林の減少を確認できるモニタリングツール

農園マッピング実施状況(ガーナ)

収穫年度
2021/22 2022/23 2023/24
農園マッピング済農家数 1,265 3,100 4,356
把握率 59.6% 97.2% 92.8%

把握率=マッピング済農家数/ロッテサステナブルカカオ調達先農家数

森林保護地域への該当・隣接数(ガーナ)

収穫年度
2023/24
森林保護地域への該当・隣接数 427

森林保護地域への該当・隣接数=農園マッピング済農家のうち、SateligenceにてInside Protected AreaまたはPresence Of Protected Areasに該当した農家数

シェードツリー
の配布

カカオ豆調達地域の森林保全と実り豊かなカカオ生産を目指し、シェードツリーの苗木を配布しています。カカオは直射日光を避けて育つ植物のため、シェードツリーを植えることでカカオにとってより好ましい生育環境を整えることができます。