
豊かな森林を守る
世界のカカオ豆生産地では、カカオ農園の拡大による森林減少が大きな課題となっています。
私たちは、カカオ豆生産と自然の共存共栄を目指して森林減少を食い止め、持続可能なカカオ生産の基盤を築いていきます。
Protecting
abundant
forests

農園マッピング
LSCの調達地では、カカオ農園が森林減少に関与していないか下記のステップで確認しています。
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STEP1:GPSを用いた農園のマッピング
専用のスマートフォンアプリ等を活用し、農園の境界線を実際に歩いてGPSデータを取得することで、各農園の正確なマッピングデータを収集しています。
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STEP2:森林減少への関与リスクをモニタリング
衛星モニタリングツール「Satelligence*」を用いて、農園とその周辺の森林密度変化を確認することで、森林減少への関与リスクをモニタリングしています。Cut-off date(基準日):2020年12月31日
* Satelligence:衛星画像やAIを用いて森林の減少を確認できるモニタリングツール
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STEP3:自社またはサプライヤーによる現地調査
リスクが高いと判定された農園は、自社またはサプライヤーによる現地調査を行い、森林減少の有無の確認を進めています。これまでの現地調査の結果、リスクが検知されたケースは高樹齢化したカカオの木の植え替えなどであり、LSCの調達地では森林減少に該当する事例は確認されていません。
今後もカカオ農園が森林減少に関与することのないよう、モニタリングを継続していきます。
農園マッピング実施状況(ガーナ)
| 収穫年度 | |||
|---|---|---|---|
| 2022/23 | 2023/24 | 2024/25 | |
| 農園マッピング済農家数 | 3,100 | 4,356 | 8,622 |
| 把握率 | 97.2% | 92.8% | 78.0% |
把握率=マッピング済農家数/ロッテサステナブルカカオ調達先農家数
デスクリサーチでのリスク検出数
および現地確認済み数(ガーナ・2026年7月時点)
| 収穫年度 | |||
|---|---|---|---|
| 2024/25 | |||
| デスクリサーチの リスク検出数 |
51 | ||
| 現地確認済み数 | 6 | ||
森林保護地域への該当・隣接数=農園マッピング済農家のうち、SateligenceにてInside Protected AreaまたはPresence Of Protected Areasに該当した農家数

アグロフォレストリー
苗木育成センター
カカオ豆調達地域の森林保全と実り豊かな生産を目指し、カカオを直射日光から守り、好ましい生育環境を作る「シェードツリー」の苗木配布を行っています。
2026年には、ガーナのCHED*¹Ashanti州事務所およびOffinso地域事務所と共同で、アグロフォレストリー*²の普及プロジェクトを開始しました。 LSC調達地であるOffinso地域を含むガーナのカカオ生産地域を対象とした3年間のプロジェクトで、現地に適合した多種多様なシェードツリーの苗木を育成・ 配布します。3年間を通じて3つのコミュニティに苗木育成センターを設立し、約8,000人の農家へ合計50万本の苗木を提供する予定です。また、農家への研修やCHEDによる継続的なフォローアップも実施し、地域全体でアグロフォレストリーの定着と持続可能な農業体制の構築を図ります。
*1 CHED :Cocoa Health and Extension Divisionの略。ガーナ政府機関である「Ghana Cocoa Board」の一部門で、カカオ農家に対する農業技術の指導、病害虫対策の支援、苗木の配布などを通じて、カカオ生産の品質向上と農家の生活向上を支援する専門機関。
*2 アグロフォレストリー: 農業 (Agriculture)と林業 (Forestry)を組み合わせた造語。カカオの樹の間に日陰を作る樹木や果樹などを混植することで、カカオを強い日差しから守りつつ、自然環境の保護や農家の収入源の多様化を図る持続可能な栽培方法。



