entry category about
CONTENTS CATEGORY ABOUT
おかゆ

歌手である私には、のどのためになくてはならないお菓子があります。「のど飴」です。ステージに立つ直前まで発声練習をしていることもあり、ミネラルウォーターとのど飴が手放せません。とはいえ、飴をなめながらの発声は難しい。そこで5年ほど前に思いついたのが「のど飴水」。つくり方は簡単。人肌に温めたミネラルウォーターにのど飴を入れて溶かしながら飲みます。水分と一緒にのど飴が摂れるので、“ゴクッ”の一瞬で潤う気がするのです。勝手な思いつきでしたが、ロッテさんのサイトの中でも「のど飴ドリンク」のレシピが紹介されていることを知り、やはりこれはのど飴の使い方のひとつなのだと確信しました。

ところで、私の地元の北海道では夏より冬のほうがアイスクリームの消費量が多いと聞きます。北海道の家は、室内の隅々まで暖まるつくりになっていて、冬でも半袖で過ごす人もいます。甘くて冷たいアイスクリームはそんな北海道の部屋にぴったりの食べ物なのです。今は東京暮らしのため、北海道の家ほど室内は暖かくはありませんが、それでも “冬のアイス”はやめられません。冷蔵庫には雪見だいふくを常備していて、必ず2個食べ切ります。

パーキングエリアで見つけた山盛りソフトクリーム

外出先でもアイスクリームはよく食べます。中でも好きすぎて“執着” しているとも言えるのがソフトクリーム。車で地方に行く際には、マネージャーにお願いして、高速道路のパーキングエリアで‶トイレ休憩″ならぬ‶ソフトクリーム休憩″をもらって探しています。先日、ミュージックビデオの撮影で訪れた富士山近くのパーキングエリアで出合ったバニラソフトは山盛りのクリームは固めで崩れにくく、それでいてミルクはさっぱりとしていて後味もすっきり。いくらでも食べられる味でした。これからも行く先々で新しいソフトクリームを見つけるのが楽しみです。

お菓子から曲作りのヒントを得ることも

私は曲づくりの際にお菓子からヒントを得ることがよくあります。たとえば『ヨコハマ・ヘンリー』の「甘いKISS とけてゆく」という歌詞は、チョコレートを食べているときに思いつきました。食べるときは五感を研ぎ澄まし、食感、香り、咀嚼(そしゃく)音などを意識して感じ取るようにしています。自分の体験から生まれるボキャブラリーは、曲に深みを与えてくれると思うので、その体験を増やすためにも、日頃からお菓子はもちろん“食”にはアンテナを張り巡らせています。

「クロッフル」の店で

最近、注目しているのが「クロッフル」。韓国で流行しているスイーツなのですが、クロワッサン生地を使ったワッフルです。日本でも食べられるカフェがオープンしたと聞いて、早速食べに行きました。見た目は普通のワッフルなのですが、外側はカリッカリ、中はモッチリ。めちゃくちゃおいしい。この“映えスイーツ”、女子ウケすること間違いなしです!

おかゆさん
おかゆ
1991年、北海道生まれ。歌手・シンガーソングライター。歌手になる夢を持っていた母に連れられスナックに行き小さい頃から歌謡曲を聴いて育つ。母の夢を引き継ぎ、歌手になるため2014年から「流し」を始める。全国各地を回り、19年4月に47都道府県を制覇。インディーズ時代に『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京)で2回の優勝。19年5月に『ヨコハマ・ヘンリー』でメジャーデビューする。現在、BSテレビ東京『徳光和夫の名曲にっぽん』にアシスタントMCとしてレギュラーで出演中。8局ネットのラジオ番組『ラジおかゆ』にてレギュラーMCも務める。1月26日に最新アルバム「おかゆウタ カバーソングス2」をリリース。

・Twitter:@okayu_dayu
・Instagram:okayu_dayu
Shall we Share

ほかの連載もみる