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埼玉県「彩の国ふるさとでんき」を活用してエネルギーを地産地消するよ

ロッテは2022年7月から、株式会社ロッテファイナンシャルが所有する太陽光発電所「L’sパワーステーション本庄児玉」「L’sパワーステーション戸田美女木」で発電した再生可能エネルギー由来の電力を、浦和工場と狭山工場に導入したよ。

埼玉県産再エネ環境価値の地産地消モデル「彩の国ふるさとでんき」の仕組みを活用して、ロッテファイナンシャルの環境価値を「非化石証書 ※1」として電力を調達するんだ。

この取り組みによって、浦和工場と狭山工場では年間約1,588トンのCO₂排出量の削減を見込んでいるんだよ。

ロッテが社会と共に持続的に成長し続けるために設定したESG中期目標では、「2028年度までに主な温室効果ガス(GHG)であるエネルギー起源CO₂排出量(Scope1、2 ※2)を2019年度比で23%以上削減すること」を目標に掲げていて、あわせて2050年度までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること)の達成を目指しているんだ。

ロッテは今後も再生可能エネルギーの利用や省エネ機器の導入などのエネルギーの効率的な利用を進めることで、脱炭素社会の実現に貢献していくよ。

  • ※1 石油・石炭・天然ガスなど化石燃料以外のエネルギー源で発電された電気が持つ「非化石価値」を取り出し、証書として取引する仕組み
  • ※2 温室効果ガスのプロトコルに基づく排出量の算出範囲
    • Scope 1:事業者自らによる直接排出
    • Scope 2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出

全国初! 再エネ環境価値の地産地消モデル「彩の国ふるさとでんき」って何?

再エネ環境価値の地産地消モデルの全体像 (出典:埼玉県)

2020年に埼玉県と東京電力エナジーパートナー(株)が創設した「彩の国ふるさとでんき」は、埼玉県内で太陽光発電などの自然エネルギーで発電した再生可能エネルギーを、環境対策に積極的に取り組む県内の企業に供給することで、エネルギーの「地産地消」を推進、環境活動を支援しています。SDGsの取り組みを通したCO₂オフセット電力の供給先のPRなどを行う全国初の「再エネ環境価値の地産地消モデル」で、具体的には、(1)卒FIT(FIT=固定価格買取制度の適用期間が終了した再生可能エネルギー)の活用、(2)トラッキング付きFIT非化石証書を活用するメニューの2種類。(1)は、埼玉県内の卒FITを迎えた、主に家庭から生まれる余剰電力の環境価値を環境対策に積極的に取り組んでいる県内企業に届けて、その環境活動を支援する仕組み。「非化石電源」で発電された電気が持つ「非化石価値」を取り出し、証書として取引する。(2)は、埼玉県内で発電された、化石燃料を使わない太陽光発電などの再生可能エネルギーを環境対策に積極的に取り組んでいる県内企業に提供して、その環境活動を支援する仕組み。

ロッテでは(2)の仕組みを使って、グループ内のロッテファイナンシャルで発電された再生可能エネルギーの環境価値を、「非化石証書」として調達することで、浦和工場と狭山工場で利用しています。

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