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1983年に日本で発売された「チョコパイ」は、その斬新な品質から多くのお客様に愛されるとともに、半生ケーキという新たな市場を創造することができました。そして、このブランドはまさに、30年以上の時を超えて、異国の地インドネシアにおいても同様に新市場の創造に挑戦しています。

インドネシアで展開している「チョコパイ」
インドネシアで展開している「チョコパイ」

ロッテインドネシアでは、2016年からチョコパイを重点ブランドとして展開しています。スーパーマーケットなどの近代流通はもちろん、パパママショップのような伝統流通でも販売し、毎年成長を遂げています。ムスリムの多い現地の消費者の嗜好性、気候に合わせて、日本と異なりクリームではなくマシュマロをサンドしているなど、ローカライゼーションを大切にしながら事業に取り組んでいます。

スーパーマーケットなどの近代流通(左)や、パパママショップのような伝統流通で販売
スーパーマーケットなどの近代流通(左)や、パパママショップのような伝統流通で販売

日本と同様、母子をターゲットとしているインドネシアのチョコパイにとって、一年の中でも重要な機会として捉えているのが、母の日です。日本で母の日といえば5月の第2日曜日となっていますが、インドネシアでは12月22日に祝われます。「ハリ・イブ」と呼ばれるインドネシアの「母の日」ですが、その起源は1928年に第1回女性会議が行われたことに由来するといわれ、1959年に制定されました。

ロッテインドネシアは2019年、この母の日に向けて、学校でのサンプリングイベント、育児をテーマとしたオンラインでのセミナー、母の日を祝うファンイベントの開催といった施策を統合的に行い、大きな反響を呼びました。

母の日を祝うファンイベントの様子(左)、店頭でも母の日を盛り上げる
母の日を祝うファンイベントの様子(左)、店頭でも母の日を盛り上げる

インドネシアでは、まだ母の日自体の知名度はそれほど高くありません。しかし近い将来、日本でチョコレートの「ガーナ」が母の日に欠かせないように、インドネシアでチョコパイが母の日を盛り上げ、代表するブランドとなれるよう、今後も取り組みを続けていきたいと考えています。

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