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いまや日本の国民的アイスとも言える「雪見だいふく」。1981年に誕生したこの斬新なもちアイスは今、世界に向けて大きく羽ばたこうとしています。

代表的な事例としては、2017年からカナダのコストコで「雪見だいふく」を販売しています。ご存じのように、コストコは通常よりもボリュームのある商品をお手頃価格で扱っていますが、それに合わせて「雪見だいふく」も、9個入り「ミニ雪見だいふく」を4箱のセットにしたアソートパックをコストコパックとして用意しました。フレーバーは、バニラと抹茶のほか、日本では販売していないマンゴー味を入れ、海外の嗜好(しこう)に合わせた味、形態にしています。発売当初、もちアイスは現地でなじみがありませんでしたが、その独特の食感と味わいで人気を博しており、現在まで継続的に販売されています。

北米で展開する「雪見だいふく」のアソートパック(左)と、カナダのコストコ店頭

2019年にはオーストラリアのコストコでも採用が決まり、販売がスタートしました。カナダを中心とした北米、およびオセアニア地域では、コストコ以外の大手流通への展開も広がっています。フレーバーのラインアップもバニラ、抹茶、マンゴー、チョコレート、ストロベリーの5種類を取りそろえ、海外の大きな売り場で存在感を出しています。

オセアニア地域で展開する「雪見だいふく」(上)と、売り場の様子

その他にも、ベトナム、タイ、香港といった東南アジアにも輸出されており、いまや世界18の国と地域に輸出しています。

こうした「雪見だいふく」の人気を受けて現在、世界では競合各社がこぞってもちアイスを発売しており、一つの新しい市場が形成されようとしています。その中でも「雪見だいふく」は、日本オリジナルのもちアイスとして、今後も世界中にファンを広げ、ほっと一息つける小さな幸せを提供していきたいと思います。

“雪見だいふく”から“YUKIMI”へ。日本のアイスの快進撃をご期待ください!

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