気候変動対策

気候・自然関連CLIMATE & NATURE

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基本的な考え方

地球環境の保全は生命の存続に関わる最重要課題であり、私たちのビジネスも地球環境の恩恵を受けて成り立っています。こうした考えのもと、持続可能な地球環境の実現に貢献することを重大な責任の一つと捉えています。なかでも「サーキュラーエコノミー」と「脱炭素」の実現に向けた貢献を重点的に取り組む課題と位置付けて取り組んでいます。

環境方針pdf

TCFD/TNFD

当社グループは、事業活動が自然の恩恵に依存して成り立っていると同時に、バリューチェーン全体を通じて自然環境に様々な影響を及ぼしうることを認識しています。さらに、気候変動が自然環境にもたらす影響を、重大な事業リスクの一つとして捉えています。こうした自然への依存と影響を正しく把握し、気候・自然関連のリスク・機会を適切に管理するため、TCFD※1およびTNFD※2の両提言を活用しています。2021年5月のTCFDコンソーシアム※3、2022年7月のTNFDフォーラム※4への参画を経て、両提言に基づいたリスク・機会の分析を進めています。これにより、事業のレジリエンス強化や負の影響低減を図るとともに、情報開示を推進しています。
さらに、気候・自然関連のリスクと機会は相互に関連していることを踏まえ、当社グループでは両者の統合的な分析・開示を試みています。例えば、当社の重要原材料の一つであるカカオ豆の生産は、気候と自然の変化から直接的な影響を受けます。同時に、生産活動に伴う森林減少が大気中のCO₂濃度上昇や生態系サービスの変化を招き、気候・自然の両分野に影響を与える側面も持っています。このような相互作用を踏まえ、両課題を統合的な視点で評価・対応することが、持続可能な事業活動において不可欠であると考えています。

TCFD TNFD

※1:気候関連財務情報開示タスクフォースの略。G20からの要請を受け、金融安定理事会(FSB)が 2015年に設立。企業に対し、気候変動関連リスクおよび機会について開示することを推奨する提言をまとめた。
※2:自然関連財務情報開示タスクフォースの略。TCFDに続く枠組みとして、2019年世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で着想され、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、国連開発計画(UNDP)、世界自然保護基金(WWF)、英国の環境NGOグローバルキャノピーにより、2021年6月に設立。
※3コンソーシアム:企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断につなげる取り組みについて議論する場として、2019年に設立。2026年4月1日にGXフューチャー・コンソーシアムに改組。
※4TNFDフォーラム:自然や金融等の専門性を有する企業・団体等がTNFDによる枠組み構築をサポートするネットワーク。

TCFD詳細PDF

脱炭素社会

当社では、2028年度までに主な温室効果ガスであるエネルギー起源CO2排出量(Scope1+2)を2019年度比で23%以上削減すること、を目標に掲げています。さらに、2048年度までにカーボンニュートラル達成を目指しています。2028年度までの目標は2022年5月にSBT認定を受けています。

実績 エネルギー起源CO2排出量(Scope1+2)

2019年度 146千tCO2(基準年度)
2023年度 120千tCO2(2019年度比17%減)
2024年度 120千tCO2(2019年度比18%減)
2025年度 121千tCO2(2019年度比17%減)
集計対象:㈱ロッテおよびグループ会社

自社拠点への太陽光パネルの設置

自社拠点での太陽光発電設備の導入を順次拡大しています。

年月
工場名
発電容量(kW)
2022年10月
タイロッテ アマタ工場
約1,800
2023年9月
ロッテベトナム ビンズン工場
約1,250
2025年5月
ロッテ 滋賀工場
約450
2025年8月
ロッテインドネシア ブカシ工場
約730
ロッテベトナム ビンズン工場

ロッテベトナム ビンズン工場

ロッテベトナム ビンズン工場

ロッテ 滋賀工場

再生可能エネルギー由来電力の調達

当社は、2022年7月から浦和工場、狭山工場で使用する電力の一部に、株式会社ロッテファイナンシャルが所有する太陽光発電所(L’sパワーステーション本庄児玉、L’sパワーステーション戸田美女木)で発電された再生可能エネルギー由来の電力を使用しています。この電力調達については、埼玉県産再エネ環境価値の地産地消モデル「彩の国ふるさとでんき」の仕組みを活用しています。
国内工場や全国の一部営業所にも順次再生可能エネルギー由来電力の導入を進めているほか、ポーランドのロッテウェデルの本社と工場では、風力発電由来の電力のみを使用しています。

彩の国ふるさとでんき:埼玉県と東京電力エナジーパートナー㈱が2020年に創設した、実質CO2フリーの電力メニューのこと。

L’sパワーステーション戸田美女木

L’sパワーステーション戸田美女木

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