管理

会社の意思決定を左右する、
数字分析のプロフェッショナル。

2012年入社

S・K

経理部 経理三課

PROFILE

入社後、経理部工場経理課(現・経理二課)に配属。2015年8月より経理部工場経理課(現・経理二課)へ異動し、狭山工場に駐在。2019年8月より現職。

海外子会社と本社の経理をつなぐ“架け橋”的存在

現在の仕事内容について教えてください。

海外子会社が作成する個別財務諸表等の資料の確認、分析のほか、連結決算の作成業務の一部を担当しています。売上高や売掛金などの勘定科目が適切に振られているかどうかを確認したり、残高に不明なものが残っていないかなどの確認を行っています。現在、私を含む2人で、タイ、インドネシア、ベトナムなどアジアを中心とする14社の海外子会社を担当しています。

仕事の醍醐味・やりがいはどんなところにありますか?

現在の部署に異動してからまだ日が浅く、今は目の前の仕事を覚えてこなしていくので精一杯なところもありますが、各海外子会社からの改善希望項目をヒアリングし、それらをもとに改善活動を実施していくことによって、業務負荷が軽減された時には大きなやりがいを感じます。現在、IPO(株式公開)に向けた準備業務を、若手社員も含めた経理部一丸で取り組んでおり、若いうちから活躍できる環境が整っていることも魅力のひとつだと思います。
また、以前在籍していた経理二課では、工場に常駐する経理担当者として製造業の経理業務の醍醐味とも言える原価計算に携わっていました。「菓子・アイス」という、自分にとって身近な商品を扱うことで、経理に対する興味もいっそう増すのではないかと思います。

「君だから、安心して任せられる」に支えられた4年間が私を成長させてくれた

“ロッテノベーション”に関するご自身のエピソードをお聞かせください。

入社4年目に、ロッテが国内に保有する4工場の中で2番目に大きい狭山工場を担当することになりました。6年目からは2名の後輩と共に、3名体制で担うことになったのですが、その他の工場は、いずれも経験豊富なベテランの方々が経理担当責任者をされていました。果たして、私のような若輩者が担当していいのかと、一時期すごく悩むことがありました。そんな時、上司から「君だから、安心して任せられる。困ったことがあったら、頼ってくれていいから」という言葉を幾度となくいただいた結果、4年間の狭山工場での任務をやり遂げることができました。
その間、生産金額・原材料費・外注加工費の確定、労務費の集計作業など、製造原価に関する業務から早期化へ向けた仕組みづくりを3人で分担しながら行っていきました。大変なことも多々ありましたが、この時期に経験したことは、今の仕事にも大きく活かされています。今の部署では、海外子会社の管理をいかに進めていくかという課題がありますが、「どうしたらいいと思うか?」と上司から意見を求められることがあります。その時に、自分の意見と共に、具体的な案を提案できるのは、狭山工場でのさまざまな経験があったからこそだと思っています。

仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

基本的なことになりますが、業務の目的や意義、目標を明確にしたうえで、取り掛かることを常日頃から心がけています。また、誰かに業務を依頼する際は、依頼する相手にとっての分かりやすさを念頭に置きながら、資料を作成しています。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。」という言葉を大切に、今も、分からないことは聞くという姿勢を守っていますが、近年は、質問の仕方に少し工夫をするようになりました。例えば、「これは何ですか?」と聞くのではなく、自分なりに調べ、考えたうえで、「私はこう思うのですが」という前置きを加えたうえで質問することを心がけています。

今後、チャレンジしていきたいことは何ですか?

各国の海外子会社によって、使われている勘定科目などが違っていたりするので、今後はそれらをより整備して、各現地法人が負担のない形で決算を締められるような仕組みを構築していきたいです。個人の目標としては業務で英語を使う場面があり、英語の学習に力を入れているので、日々の業務に活かせるようにレベルアップを目指していきたいです。

ロッテに入社を希望する方への
メッセージをお願いします。

臆することなく、何事にも挑戦して欲しいと思います。どんな仕事に就くにしても、自分で考える力がますます必要とされるこれからの時代において、主体的に考えて行動を起こしていくというスタイルを持って欲しいですね。失敗を恐れずに、能動的に考えてアクションを起こしてみることをぜひ大切にしてみてください。

1日のスケジュール

6:00

起床

6:30

英語などの勉強

8:45

始業(各社収集資料の確認)

13:00

勉強会(IFRS関連)

14:00

各社入力データの内容分析

18:00

退社

18:30

実践で活かせる英語力を伸ばすための「語学研修」

経理三課では、業務で取り扱う書類をはじめ、海外子会社との電話のやりとりやメールもすべて英語で行われるため、英語のブラッシュアップは欠かせません。語学研修では、終業後、週2回英会話学校に通い、1回40分のマンツーマンレッスンを受講しています。これとは別に、勘定科目などの専門用語については、辞典や書籍を参考に、独自に勉強を進めています。

CAREER PASS

012012年4月
経理部 工場経理課(現・経理二課)に配属
022015年8月
経理部 工場経理課(現・経理二課)へ異動
(狭山工場に駐在)
032019年8月
経理部 経理三課