研究

新しいことに
チャレンジできる環境で
お客様に喜ばれるガムを
作り出していく。

2018年入社

T・S

中央研究所
チューイング研究部 チューインガム研究課

PROFILE

入社後、中央研究所チューイング研究部 チューインガム研究課に配属し、現職に至る。

品質管理や新製品の開発を通して常に挑戦
ロッテの発展を担う研究

現在の仕事内容について教えてください。

主な仕事は「キシリトールガム」を中心とした品質管理業務と、新製品の開発です。研究の仕事は、商品を開発・発売した時点で終わるわけではありません。理想の品質が日々安定的に生産され、お客様へお届けできているかを確認することはとても重要であり、発売後もケアが欠かせません。また試作品を工場規模にどう落とし込むか、製造工程の提案も自ら行います。工場へ足を運び、スケールアップ後も手作りの味が再現できているか、最後まで責任の伴う仕事です。このほか、新製品のアイデア出しや開発業務も行います。日ごろからマーケティング部門など研究以外の部門とも密に連携を取り合いながら、イメージをかたちにしていきます。

仕事のやりがいはどんなところにありますか?

「キシリトール」ブランドにはお子様向けタブレット製品もあります。ガム研究課にいながら、こうした異なる分野にも挑戦できることにやりがいを感じます。新たな知識を必要とし、従来の発想が通用しない難しさもありますが、完成品の試食調査でお客様から「美味しい!」という言葉をいただけた時は、きちんと評価されていることを実感し、働くモチベーションにもつながりました。こうして自ら開発に携わった商品は、今後もわが子のように育てていきたいです。

周りの人の意見を取り入れてキシリトールガムの新しいフレーバー開発に成功

“ロッテノベーション”に関するご自身のエピソードをお聞かせください。

入社2年目で、キシリトールブランドの新フレーバーを商品化することになり、今まで発売したことがなかったヨーグルト風味の商品を開発しました。フルーツ味で後味スッキリと食べ終わることのできる印象のガムが多いなか、後味がスッキリしながらも、しっかりとヨーグルト系の味わいを楽しめる商品を作れないかと着手しました。試行錯誤を繰り返す中で、先輩や同僚から「フルーツ系の香味を足せば、よりすっきりして食べやすい品質にブラッシュアップできるのでは」というアドバイスをもらい、フルーツとヨーグルトの香味配合を見直したことで理想の品質に仕上げることができました。自分ひとりではなく、周りの意見も取り入れ、協力することの大切さを感じた経験でした。同時に、今後もさまざまな人を巻き込んで新しいことに挑戦していこうと思うきっかけにもなりました。

仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

常に探求心と情熱を持って仕事に取り組む姿勢を大切にしています。以前、上司から「君は真剣に商品と向き合っているからこそ、いいアイデアを出せるんだね」と言葉を掛けていただきました。これからも多くのアイデアを出せる強みを活かし、チームに刺激を与えられる存在になりたいです。また、ガムは噛み続けることのできるお菓子だと考えているので、味だけでなく食感にもこだわっています。このように常にこだわりを持ってアイデアをブラッシュアップし続けていきたいです。

専門性を追求したエキスパートとして活躍の場を広げていきたい

今後、チャレンジしていきたいことは何ですか?

社会に貢献できることであれば、ガムにこだわらず積極的に取り組みたいです。さらに、近年専門性を究める「スペシャリスト」という役職が新しく生まれました。高度な知識と技能を習得しなければ認められない難易度の高いポジションですが、目指したいと思っています。その為、今はたくさんのことを学び吸収し、将来スペシャリストな研究員として活躍できるよう日々精進しています。

ロッテに入社を希望する方への
メッセージをお願いします。

「ロッテでこんなことを成し遂げたい」というビジョンを強く持っていて欲しいです。目標を達成する為に、いま何をすべきかを考え続けることが自然とできれば、自己成長のスピードがぐっと早くなります。また同期の絆を大切にして欲しいです。私にとって同期はモチベーションを上げてくれる大切な存在です。マーケティング部門や、営業や工場の第一線で活躍している同期たちと話をしていると、新しい刺激をもらえますし、多角的にアイデアを考えることができます。

1日のスケジュール

7:30

出社(スライドワークで早く出社)

8:30

チームミーティング

9:00

品質管理の大切な工程「試食」は、味覚が敏感な朝に行う

1日の業務の中で一番神経を使うのが「試食」です。味や食感は人それぞれ受け止め方が違うので、自分の舌の感覚をイメージできるよう言語化することに細心の注意を払っています。試食は味覚が敏感な朝に行い、新しい香味を試食する時は多い時で5〜6種類を各2〜3粒食べます。また、現在発売しているガムの品質チェックもあるので1日50〜60粒食べることもあります。

10:00

書類作成

12:00

昼食

13:00

試作

14:00

新規アイデアを探索

15:00

素材メーカー面談(香料、新規素材等)

16:15

退社(スライドワークで早く退社)

CAREER PASS

012018年4月
中央研究所
チューイング研究部チューインガム課